福岡でピラティスインストラクター資格取得|Integrated Pilates

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にこやかな表情で一列に並ぶ運動着姿の7人の女性

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【2月23日開催】セミナーのご案内

【2月23日開催】セミナーのご案内

皆さんこんにちは!
2024年いかがお過ごしでしょうか?

本日は、今年1回目のセミナーのご案内です。
実績ある2名の講師をお招きして開催いたします。

是非ご参加ください。

参加のお申込みはこちらからお願いいたします。

 ピラティスセミナーの案内

下記、セミナー詳細です。

第1講座:
『医療現場・アスリートの導入実績多数!
ピラティス(マット&マシン)を活用した身体機能改善のための運動療法』
講師:本橋恵美

第2講座:
「腰痛に運動療法は有用か?」に徳島大学モデルで応える
講師:藤谷順三

<講座内容>
第1講座:
Exercise is medicine(運動は薬である)という言葉が定着しつつあります。薬となるエクササイズとは何か,病態別にどう使ったら良いかについて把握できているでしょうか。この数年,運動療法の変革が生じ,動きを単独で見ることや,疼痛部位のみの評価ではなく,全身の動作を包括的に観察し,障害の要因となり得る機能不全を評価する必要性が強調されています。このコンセプトに基づき、多くの運動指導者が,モーターコントロールを意識したエクササイズを活用し始めています。つまりExercise as medicine(薬として運動を使う)として手軽に処方できるようにするための方法を考える段階にきています。  

本セミナーで紹介するピラティスは,関節や筋の可動性のみを追求したものではなく,呼吸に重点を置き、脊椎を支えるローカル筋とグローバル筋を適切に稼働させ,動的安定性も獲得できるモーターコントロールエクササイズ(MCEx)です。これは「適切な関節
が,適切な可動域において,適切なタイミングと,適切な強度で利用される」機能的動作を指しています。一つでも不良な動作があれば全身を協調して動かせず代償動作が伴い,パフォーマンスが低下するだけでなく,障害因子となるでしょう。各関節の運動連鎖によ
るエネルギーの伝達,つまり全身運動で,スムーズな協調性を獲得するピラティスをご紹介します。 

Athlete Pilatesによる運動療法は,除痛だけを目的とするのではなく,全身の機能回復することや,運動器障害の一次予防対策として有用です。このセミナーではグループエクササイズやパーソナルトレーニングで活用することのできる具体的な動作指導や言葉がけを紹介いたします。  

第2講座:
腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)のClinical Question 4「腰痛に運動療法は有用か?」との問いに対して、エビデンスの強さは「B:効果の推定値に中程度の確信がある」、推奨の強さは「1:強い(行うことを強く推奨する)」と記載されています。ただし、その解説を抜粋すると、急性腰痛に対しては運動療法の効果は認められておらず、亜急性腰痛に対しては改善が期待できるがエビデンスレベルは低く、今後、質の高い研究が必要とされています。

慢性腰痛に対しては運動療法の効果が示されていますが、運動療法の種類を明確に示す論文はなく、長期的な効果は明らかになっていません。こうした中、2021~2022年にnetwork meta-analysisを用いて複数の運動療法の有効性を比較した論文で、ピラティスが慢性腰痛の痛みや機能障害の軽減に有用であることが示唆されました。

皆さんもご存じの通り、ピラティスは元々、負傷した兵士のリハビリテーションが由来です。海外ではピラティスが医療にも積極的に用いられていますが、わが国においてはまだまだ発展途上です。徳島大学では、整形外科を中核に徳島大学病院と連携5病院・県内2大学による「ピラティスによる運動療法の推進および効果検証」のためのプロジェクトを2021年11月より始動させました。今回、プロジェクトの概要とこれまでに得られた成果をご紹介したいと思いま
す。
 
<講師プロフィール>
第1講座担当:本橋恵美

コンディショニングコーチ 
障害予防と機能改善を目的としたコンディショニングトレーニングをコーチングする.指導実績はラグビー日本代表,松山英樹等.また運動 療法として活用できるヨガ・ピラティスといったモーターコントロールエクササイズ の指導者資格認定コース主宰し,約500名の運動指導者を認定.また,医療従事者と連携する必要性を感じ,スポーツ医科学に精通した運動指導者育成のため, 7名の整形外科医と共にオンライン「スポーツ医学アカデミー」を主宰.著書に『スポーツに効く!体幹トレーニング』『運動療法としてのCore
Power Yoga CPY メソッ ド』『Athlete Pilates』ほか多数.現在,徳島大学医学部大学院生としてモーターコントロールエクササイズの研究、また大阪大学大学院と共同研究中.2019トレーナー・オブ・ザ・イヤー最 優秀賞受賞.

第2講座担当:藤谷順三
 
略歴
・1966年 大阪市生まれ
・1990年 徳島大学総合科学部卒
・1993年 福岡大学大学院修了(体育学修士)
・1993~1995年 福岡大学体育学部(現スポーツ科学部)助手
・2017~2021年 九州女子大学、九州共立大学、福岡大学、嬉野医療センター附属看護学校等
で非常勤講師
・2020年 九州大学大学院人間環境学府 単位修得退学
・2023年     同上        博士学位取得(人間環境学)
・2021年11月 徳島大学大学院医歯薬学研究部地域運動器・スポーツ医学 特任講師
・2023年5月   同上                        特任准教授
・福岡大学では運動生理学専攻。運動と糖代謝の研究。その後、民間企業で健康運動指導士を取得。自治体と連携し地域住民のメタボ予防、ロコモ予防など運動指導に従事。ピラティスを学んでからは、介護施設やスタジオにて指導。社会人入学した九州大学大学院では身体的フレイルに関する疫学研究。現在は、これまでに得た知見や経験を基に、総合的な観点から健康運動指導や運動療法の教育と研究に従事。

参加のお申込みはこちらからお願いいたします。

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住所〒819-0006
福岡県福岡市西区姪浜駅南1-6-14
産照ビル2F
電話番号092-885-0225